元々色に苦手意識があって、思いもよらず汚い色を作ってしまったりということが多々あったのですが…というか今でもあれ??っていう色が出来たりもする私。
それでも以前に比べれば欲しい色を作るのに色選びに迷いが少なくなってきています。
一応軽くですが色の勉強をしたり、スケッチの時に三色の色鉛筆で描いたりという練習をしてますが、今回はアクリル絵の具の三原色縛りでどこまで描けるのか、試してみたいなーと思い立った次第です。
色料の三原色とは
三原色というと、子供の頃「赤、青、黄色でどんな色も作れる」みたいな話を聞いてた覚えがあるんですが、あれ、間違いです!←いきなりの全否定
実際色料の三原色は「シアン」「マゼンダ」「イエロー」です。
で、理論上ではこの三色をそれぞれ混色することで全ての色を作ることができると言われています。
そして全部混ぜると理論上では黒になると言われています…が実際、黒というよりは茶色寄りの色になるように感じてます。どう贔屓目に見ても黒には見えんのよねぇ…
三原色は、色相環でみると三角形の関係になっています。
これってトライン(調和)だよなぁ…とかホロスコープ的考えをぶっ込んでみましたが、実際に赤青黄だけでなく、三角形になる三色は調和の取れた配色なんだそうです。
そして、そのため(かどうかは分かりませんが)昔の名画には赤青黄がバランスよく配置されていることが多いとか。
西洋には数字だけでなく色にも意味があって「〇〇色は誰それ」というのが決まっているそうで、そう行った理由から赤青黄が入ることが多かったのかもしれませんが…特に宗教画だとそうなりやすいんだろうなぁとは思う。
彩度、濁りについて
三原色全てを混ぜると濁ります。
二色だけだと濁ることはないけど、ちょっとでも三色目が加わると少しずつ濁っていきます。
深みのある色にするためには濁りが必要です。真緑よりのモスグリーンの方が深みのある色ですよね。
濁った色を濁りのない状態に戻すことは出来ないのでここは注意して混ぜていく必要があると思います。
濁りのない状態が彩度が高い状態、濁りが入ってくると彩度は低くなっていきます。
三色限定で考えるのでなければ、補色関係になる色を混ぜると色を濁らせることが出来ます。
因みに補色は色相環ので真向かいの位置にある色。
基準の色から一番遠い色です。
明度、明暗について
絵を描くのにとっても大事な要素が明度、明暗です。
明度とはその名の通り明るさ、暗さの度合いのこと。
一番明度の高い色は白、明度の低い色は黒になります。
三原色の中では黄色が一番明るい、明度の高い色になります。
色相環が大体黄色が一番上にあることが多いのですが、多分有彩色の中で一番明るい色だからじゃないかなぁと勝手に思っています。
一番暗い、明度の低い色は黒ですが、色相環には黒はないので三色を混ぜた色が一番暗い色になります。
暗い色にしようとした時に黒を足してしまう人も多いかもしれませんが、濁らせることで明度を下げることも出来ますよ。
黒を混色するよりも補色を混色した方が深みのある暗色を作れます。
場面によってはやっぱり黒の方が引き締まっていい場合もあるし、用途によって使い分けするといいと思います。
濁らせないなら紫が一番暗い色になります。
色相環でも大体一番下に配置されていますね。
しつこいぐらい色相環いうてますが、色を扱う上でかなり大事なものなので何度も見て覚えておくと便利です。
自分で作ってみたりするのもあり◎私も昔作って手帳に貼ってました!
アクリル絵の具の三原色
シアン、マゼンダ、イエローが三原色なのはわかったけど、いざ購入するとなると販売されてる名前が違うかったりして、どの色が三原色の色なのか分かりにくいと思います。
主なアクリル絵の具、アクリルガッシュのメーカー三原色を、各メーカーとシリーズごとに載せておきます。
良ければ参考になさってください。
★リキテックスレギュラー
・フタロシアニンブルー
・キナクリドンクリムソン
・イエローミディアムアゾ
★リキテックスプライム
・フタロブルーレッドシェード
・パーマネントローズ
・イエローミディアムアゾ
★リキテックスアクリルガッシュ
・プライマリーブルー
・プライマリーレッド
・プライマリーイエロー
★ホルベインアクリリックカラー&アクリルガッシュ
・プライマリーシアン
・プライマリーマゼンダ
・プライマリーイエロー
★ターナーU-35
・フタロブルーグリーンシェード
・キナクリドンマゼンダ
・ハンザイエローオペーク
★ターナーアクリルガッシュ
三原色カラーというシリーズで販売しているようです。
・シアン
・マゼンダ
・イエロー
そんな訳で今回は色の基礎知識編でした。
次回は、三原色しばりで実際に描いていきます!