パネルに紙を水張りする方法。【画像付き】

こんにちはー!


今までスケッチブックや紙、パネルにそのまま鉛筆や絵の具で描くことが多かったのですが、最近になってパネルに水張りをして描くことが多くなってきました。

まぁ要するに水張り、面倒そうで避けてたって訳なんですが…

最初は不安だらけで緊張しまくりでしたが、
少し慣れてきてスムーズに出来るようになってきたので、ここに書き留めておこうと思います。

水張りの準備


準備するものはコチラ↓

 


パネル、紙(パネルより一回り大きいもの)、
刷毛、水を入れる容器、水張りテープです。

 

水張り作業開始!

まず水張りテープをパネルの短辺、長辺の長さに2本ずつ切ります。

手でピリッとやっちゃってOKです。

水張りテープは、必要な分を切り分けたら、すぐ元の袋に戻しておきます。

万が一濡れてしまったりしたら使えなくなるので…

 

んでもって、紙の裏面を水を含ませた刷毛で
濡らしていきます。

ちなみに紙はザラザラした方が表ですよ〜↓

 

 

はい。全体が濡れましたっ


これをパネルの上にのせまーす。


そしたら紙とパネルの間に空気が入らないように
手で伸ばしながら角を折っていきます。

なるべく手早くね。


で、水張りテープにサッと水を塗り…


紙とパネルに貼って固定していきます。

何度か使い回してるので前のテープの跡が残ってます。。


またテープを濡らして、貼ってを繰り返して
四辺を固定します。

出来るだけ空気を抜くように手で伸ばしながら、かつ手早く!

ここで、表面の空気にこだわりすぎて何度も
伸ばす作業をやってると紙が乾いてきちゃうので、紙が湿っている間にササッと作業を心掛けて。

 


テープが貼れたら1日置いて乾かします。

どうしてもお急ぎの時はドライヤーを使っても。


上の画像のように、紙が多少ボコボコしてても…

完成!

乾けばピンっと伸びます。

 

今回は小さいパネルだったのですが、大きめのパネルの時は水張りテープを切る前にも一度紙を濡らしておく(合計2回水を塗ることになります)と安心です。

 

まとめ

面倒そうで避けてきた水張りですが、やってみると紙が反ったりウネウネすることなく描けるのでめちゃめちゃ快適です!

描いた後はパネルから外して、また同じパネルに水張りして…とパネルを使い回せるのも
嬉しいところ。

パネルって厚みあるし場所取るのよね……

(あと私の場合ちょっと遠出しないとパネルが買えないってのもあります。


思いの外簡単に出来るますし、本当に描きやすくなるので是非試してみて下さい。