身分証明書の提示って免許証がないと何かと不便ですよね?
保険証とは別に公的な書類が必要だったり、マイナンバーカードも断られることがあるそうですし。
私も、今まで免許の類もパスポートも持って無かったのですが、先日どうしても顔写真付きの身分証明書が必要な機会がありまして。
どうしようかと悩んだのですが、超リーズナブルに取れる小型特殊免許の存在を知り、密かに取得してきました!
そんな訳で今回は小型特殊免許について。
取得への道のり、受験体験談です。
小型特殊免許って?
農業用のコンバインやトラクターなどで公道を走行できるという免許です。
原付以外の免許を持っている人は、小型特殊免許に乗れる資格を持っているので、実際に小型特殊の受験をする人はとても少ないようです。
実際私が受験した時も受験者ひとりでしたし、係の方に何度も確認されました笑
小型特殊免許受験資格と費用
受験資格は年齢が満16歳以上であること。
視力が両目で0.5以上。
一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上であること。
視力については、学科試験前に視力検査があります。
(眼鏡やコンタクトを使用している方は持参します)
試験手数料は1500円。
免許の公布手数料が、2050円。
なので免許取得が3550円で出来るという…。
しかも学科試験のみで、合格すればその日のうちに免許証を貰えるというお手軽さに惹かれました。
合格率も約60%と、他の免許と比べて高いようで、比較的取りやすい免許だそうです。
その他、受験用の証明写真と住民票の写し等の費用が別途かかりました。
微々たるもんですが一応参考に。
小型特殊免許学科試験の勉強
前述のように、小型特殊の受験者自体が少ないことからか、専用の参考書や問題集は無いようです。
なので私は、原付の問題集をメインで何度かやってみて、小型特殊に関する知識の確認、後は仮免の問題を少しだけやって勉強しました。
参考書等は買わず、ネット上の模擬問題のみで、勉強期間1週間ぐらいで試験に挑みました。
不安はありましたが、早く欲しかったので強行しました。
小型特殊免許受験の流れ〜私の場合〜
まず予約
試験は事前に予約が必要です。
私は大阪在住なので、
門真試験場で受けましたが、予約サイトを見ると近々の日程でも大丈夫そうだったので、受験前日に予約しました。
試験場へ
小型特殊と原付の試験は、午前の時間帯しか実施されてなかったので、朝早く出発し9時までに受付。
この受付がややこしく、(番号振ってあって順番に回っていくスタイルでした)行く場所場所で「○○番に行ってから来て下さい」と言われ、一人でウロウロ彷徨ってました。。
進行方向間違えてたんやろな、きっと。
受験番号をもらい学科試験室の部屋へ。
部屋は原付受験の方と同室でした。
左側に原付受験の方が十数人いるのに対し、右側に私ひとりぽつんとって感じで。
みなさん、参考書とか問題集を時間ギリギリまで見てはって、皆真面目だなぁ凄いなぁと思いながら見てました←
私はひたすらボーッとしておりました。リラックスも大事よね〜
その後受験の注意点など説明があり試験開始。
試験時間は30分です。
マークシート式で文章の問題46問(各一点)と
イラストの問題が2つ(1つにつき3問あり、3問とも正解で2点)ありました。
50点中45点で合格だそうです。
私、受験らしい受験をしたのが初めてなので(高校も面接だけだったんで)初めての経験にドキドキでした。
実際に受験して感じたのは、思ったより難しい問題は出ないんだな、と。
仮免の問題集とか80点前後しか取れんかったんで、果たして…と思ってましたが、割と一般常識っぽい交通ルールみたいな内容が多かったような…?
意外とすんなり解けました。
合格発表
発表も原付の方と一緒でした。
ちなみに一つだけ外れた所にある337番が私です
この後、原付の方は講習があるようですが、小型特殊は講習無しなので長めの空き時間。
早めのお昼ご飯を食べて2時間ほど時間潰ししてました。
そして、暗証番号の設定と発行手数料のお支払いを済ませた後、写真撮影をしてもらって免許証受け取り。
という流れでした。
13時ごろにはもう免許証をもらえましたよー!
帰り道は初めての免許にテンション上がりまくりでした。
小型特殊免許を取得してみて
そんなこんなで、1週間の勉強で無事小型特殊免許を取得する事が出来ました!
費用もリーズナブルですし、合格すればその日のうちに免許証がもらえるので、私のように身分証明書としての免許証が欲しい方や、早急に身分証明書が必要な方にはとてもオススメです。
実際その目的で受験する方も多いようです。
本来の免許証としての役割ではないですが、やはり免許証があると便利ですしね。
…それにしても、まさか自分が免許取る日が来るなんて考えてもなかったです。
人生何が起こるか分からないものですね。