こんにちは。
今日はアクリル絵の具でプラ板に絵を描けるのか?
そして描くのは焼く前と後どちらが良いのか?
を検証していきたいと思います。
というのも、以前買って置きっぱなしだったプラ板を発見したのです!
娘がいっときプラ板にハマってた時に買ったものなんですが、その後(娘の)ブームが去り…
そのまま置き去りにされていたプラ板を活用しちゃいまーす。
<アクリル絵の具×プラ板>
準備とプラ板を焼く際の注意点
使用したプラ板はこちら☆
ダイソーだったかセリアだったか、定かではないんですが…とにかく100均で購入したプラ板にございまする★
使用する絵の具はリキテックスのアクリル絵の具です。
そして、プラ板作業の際の注意事項をここで。
・プラ板は焼くと約1/4サイズに縮みます。
思いの外、小さくなるのでサイズ感は事前にしっかり確認しましょう。
・プラ板を焼く際は必ず余熱をしましょう。
温度にムラがあるとプラ板がまっすぐ焼けません。
温度設定で出来るタイプのトースターは180〜200度の設定を推奨。
(温度設定のないものは200度までものがほとんどです)
均一に熱が行き渡った方が綺麗に焼けやすいので天板(平らかなもの)があれば使用した方が良いと思います。
・加熱の際はクッキングシートやお魚ホイル(くっつかないホイル)の使用がオススメです。
パッケージには「ホイルをシワシワにしてプラ板を乗せてトースターへ」とありますが
シワシワのホイルも結構くっついたりするので、お魚ホイルやクッキングシートの方が便利です。
クッキングシートは繰り返し使用すると燃えやすいので注意してください。
・火傷に注意!
トースターでの作業、プラ板が熱いうちは火傷防止に二重にした軍手をはめて作業することをオススメします。
・プラ板を取り出すのは完全に動かなくなってから。
焼いている途中、クニャッたり丸まったりして心配になりますが途中で取り出すと失敗します。
しばらくするといきなり動かなくなるので、それまで待ってから取り出しましょう。
<アクリル絵の具×プラ板>
まずは描いてから焼いてみる
まずはプラ板を切って直接描いていきました。
絵の具を弾くことなく普通に描けました。
が、絵の具のノリが悪いですね…。
何度か重ねて描き込みましたが、結構ムラが出来てしまいました。
何故私はチクワを描いたのか…
とりあえずこの辺で焼いて来ま〜す。
上でも書きましたが、焼いてる最中はプラ板の暴れ具合にどうしよう!!となるのですがそのうちに落ち着いて動かなくなってきます(上画像①)
取り出したら熱いうちにクッキングシートで挟み、重いもので平らかにプレス(画像②③)
出来上がりは元のサイズの大体1/4サイズになります(画像④)
こんな感じで出来上がりました。
かなりこんがりなチクワになってしまいましたね。
焼くと色が濃くなることを失念しておりました…。
問題なく描く→焼くことは可能でしたが厚塗りしたところはボコッとざらついた感じになってしまってます。
焼く前は多少のムラがありましたが、焼くとあまり目立たなく、マットな仕上がりになりました。
あと、焼いてからも爪でこするなどすると絵の具が取れてしまいましたので、キーホルダーなど実用する場合はコーティングが必要ですね。
<アクリル絵の具×プラ板>
焼いてから描く
はい、焼いてから描きました。
相変わらずチクワ…
やっぱり絵の具が弾かれることはないものの絵の具の食い付きが悪くてムラになりやすいです。
筆跡も残りますね。
透かしてみるとムラや筆跡が気になりますが、紙に置くとさほど目立たなくなるので、これぐらいなら裏打ちすれば大丈夫な範囲だとは思います。
焼く前に描く場合、焼くと色が少し変わってしまうのと厚塗りは出来ない感じでしたが、焼いた後に描く場合はその辺気にしなくても良いので気楽に描けました。
サイズは焼く前に描くよりも小さいので、あまり小さいサイズにしちゃうと描きにくいと思います。
あと、今回は四角く切って描いてますが、形に沿って切りたい場合は少し手間がかかるかも。
ジェッソを塗って焼いてみた
そのままでも描けなくはないのですが、絵の具のノリが悪いのが気になったので下地を塗って焼いてみました。
左の下地なしと比べて、右の下地を塗った方はやはり絵の具のノリがよく描きやすかったです。
しかし残念ながら、ボコボコとざらついた感じになってしまっています。
下地を使う場合は焼いた後の方が良いようですね!
今回、下地は手元にあった普通のジェッソを使いましたが、透明なクリアジェッソというのもあるのでそちらを使ってもいいかもしれません。
ジェッソについては
こちらの記事も参照してみてください↓
<アクリル絵の具×プラ板>
裏面から塗るとキレイ
簡単な模様や、塗りなら裏面から塗った方がキレイに仕上がりました。
焼く前に字を書いてからトースターで焼く(上画像①②)
裏面(画像③)から模様や塗る作業をする(画像④)
奥行きのあるクリアな仕上がりになります。
裏から絵を描くのは、描く順番を考えなくてはいけなかったりして難易度が高いのですが、ちょっとした模様やイラスト、べた塗りなら簡単です。
コツは絵の具を薄めずに使うこと。
あと、重ね塗りすることでムラになりにくくなります!
塗ってる面に多少塗り跡があっても、表から見るとちゃんとキレイになってますよ。
感想&まとめ
検証してみた結果、プラ板にアクリル絵の具で絵を描くことは問題なく出来ました。
描いてから焼くことも、焼いてから描くことも一応可能でしたがいつもの感覚で色が使えること、厚塗りや下地も使えることを考えると焼いてから描く方が、安心して作業できるのではないかなと思いました。
また裏面から塗ると仕上がりがキレイですのでちょっとしたイラストや、模様、塗り作業などは焼いてから裏面からするのがオススメです。
どの方法でも爪など鋭利なもので引っ掛けると絵の具が取れてしまうのでキーホルダーやプレートとして使用する場合はコーティングが必要です。
アクリル用のニスも塗ってみましたが、ニスもひっかくと取れてしまったのでしっかりコーティングするにはレジンが良いと思います!
ちなみに…今回、何故かチクワを描いていた私ですがチクワあまり好きではありません笑
チクワよりごぼう天が好き♡
そんな誰得情報で今回は締めくくり☆
それではまた!